2014年1月17日
父が亡くなり、一周忌も終わり、お墓を建てようか迷っていた矢先に後を追うように母が亡くなりました。
心の整理がつかない中、とにかくお墓を作らなければならないと、父の時に問合せをしていた石井石材さんに四十九日の法要に間に合うようにお墓を作って頂きました。いろいろなお墓を見てきた中で建てるお墓の型は決めていました。
出来るだけシンプルに 石塔を中心とした日本の墓
父の商売とゆかりのあった東北の石を石塔に、同じ様に縁の深かった、愛媛県の青石を物置石として置き、好きな植木に見立て、全体を母の気に入っていた白系の御影石でとお願い致しました。
細部の仕上げまで多くの注文を出しました。石塔の大きさと石種、全体の寸法、物置石の仕上げ、外柵の面取り基礎とつなぐ外柵は一枚石、石・墓誌の文字、砂利石のサイズ。他にも多くの要望に丁寧に応えて頂くばかりか、当初よりも余分に石材を使って頂き、満足のできるお墓となりました。
お墓を作っていく中で、また出来上がってからも、お墓がある事による、心の落ち着きと家族の絆が強まっていくことを感じております。 お墓に両親のお骨を納め、供養ができた安堵感と子供たちがお墓について日常で話をする姿を見て、弔いの気持ちが出てきたように思います。
これから未来につなげてもらいたいお墓の奥深さを感じております。短い期間でお墓を作って頂きました石井石材さんの石井社長様を始め、石井幸太郎様、社員の皆様、お世話になり ありがとうございました。